2015年5月12日火曜日

ほら、わらって

 『◯◯ちゃんは、にこにこ笑っているのがいい』と
彼に言われた もしくは 彼が言いそう、
という話が だいすきなトモダチのBlogに載っていて
おなじことを言われているのだな(相手は別だけど)と思って
そして そのことをあんまり素直に聞き入れられずにいたなぁ
ということも 思い出したのだった。

 わたしの彼は わたしの笑顔がすきになったそうで
それはとてもうれしかったけれど でも 
笑顔になれない気分のときにまで「ほら、わらって」
みたいなことを言われると、わたしは笑っていないと認めてもらえないのか
とか思ってぷりぷりしたこころもちになっていたのも事実だ。
いっつも笑顔のやつなんておるかいそんな期待されても困るわ
とかなんとか。

 でも、トモダチのだんなさんがトモダチに言ったことばを読んで、
それを言ったそのときの だんなさんの思いみたいなものが
なんだかわたしにすごく伝わってきて、そうしたら
あぁ彼もわたしにおなじようなこころもちで ほら、わらって と
言っていたのかもしれないな と思ったのだった。

 うまく言えないけど。

 わらってないとわたしには意味がない とか 価値がない とか
そういうことじゃないんだ ということ。 
とにかく わたしがわらっているというそのこと 
わたしの笑顔そのもの に おおきな意味がある ということなんだろう。 
ぜんぜんうまいこと言えてない。

 それでもともかく。トモダチのだんなさん(わたしはこの世では1度しか
お目にかかれなかったのだけれど)が トモダチに 
笑っているのがいい と言ったときの あらゆる情景が
すっかり見えるように感じて、ものすごく腑に落ちたのだ。 



 わらっていよう とおもう。無理はしないけど。
できるだけ わらっていたいな とおもった。
わらっていられるように そういうふうに暮らそう とおもった。