2013年9月13日金曜日

そういう いま。

 すがすがしくて ちょっとかなしい。


ここのところのまいにちは そういうかおりのなかにある。

 おまつりがいちばんもりあがっていた
2ねんまえの今ごろまでよりも そのあとの 
じくじくした1年数ヶ月のこれまでの時間のほうが 
わたしにとって ずっとずっと たいせつなものになっている 
とおもうし、とくに ハワイから帰ってのち 徐々に 確実に
でも実はけっこうな速度でいろんなことが変わっていったことを
わたしはきっと きっとわすれない。 
5年後 とか 10年後 とかになって なつかしく思い出すのは
この ハワイのあとのいろいろなんだろう とおもう。
おまつりがあったことよりも。たぶん。

 
 いまのわたしは フラだったり ともだちとの日々だったり
仕事だったり ともかく 日常生活 というものを
じぶんですべて経験しながら 噛み締めるようにおくることが
できてきている とおもう。
これまで感じたことがなかったような
いま ということに焦点が当たった感じとか
とにかくそうして 目の前のことを ということが
こころの底からの思いとしてわきでている
そのシアワセを いとおしくおもっている。

 すがすがしい のは そのきっぱりとした いま。

 ちょっとかなしい のは
もう二度と出会うことのない 過去。 
わたしはもう あんなふうなこころもちで 
誰かと関わることはないだろうし 
もう二度と とおもうほど 離れてしまったことに
胸がすこし いたむ。 いくらもう いまではそう在りたくない
とおもう関わりかただったとはいえ 
あのときのわたしは真剣だったし 
そばにいたひとたちを たいせつに思っていたのだ。

 けれど そのかなしみをわたしはきちんといだいて
そのうえで このすがすがしさをしっかり感じて
そうして また次の場所にゆくのだ。

 いろいろなことがすばらしくて わたしはいま
すぐに泣いてしまう。 あぁどうしてああいうふうにしか
いられなかったのだろう とむかしのことを思って
その感傷もあるのかもしれない。




 

 求めよ さらば与えられん。 望めば 叶う。 
よく聞くこれらのことばのほんとうの意味は 
みずからときちんと向き合い
みずからに真に必要なものを感じるちからをつけなさい
ということなのだとおもう。 そしてそのことに
素直で忠実で誠実であること。

 2年まえのわたしよ。2年前にあなたが想像していた未来に
わたしはいないけれど でもたぶん あなたがあのとき想像していたいまより
現実のいまはもっともっと ちからを持っているよ。



 

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