2013年6月14日金曜日

わかっているのに。

 なんかもう ほんとうに いろんなことがあって
時は流れて もうどうしようもなく あらゆることがいまとなり
同じだけ あらゆることが過去となり そうして
もっと数えきれないほどあらゆることが未来となる可能性となっている
ということばかりを感じている。

 わたしがかつて思っていた人生は
もっとこぢんまりしていて もっと予想の範囲内で
驚くべきことなんてない そういうものだった。

 しかし そんなことはあるわけがなく
いまこの瞬間にも 否応なく 想像もしてなかったことと
想像もしてなかったようなこころもちが
わたしにはわき起こる。

 そういう あらゆることがあり得る人生であるのに
じぶんが若い頃から 何かにくるまれた中で思い込んでいた
くだらない幻想のようなものを
なかなか手放せないのはどうしてだろう とおもう。



 

 どうしてだろう って ほんとはわかってるんだ。
そこにしがみついて ほんとうに向き合うべき人生の過酷さから
わたしは目をそらしたいんだ。

 目をそらしたって わかってるのに。
わたしには 過酷なことがまだあるということを。
ひとりでやっていく みたいなことと もっと
真正面から向き合っていかなきゃならないことも。



 そうわかりながらも もうひとりは飽きたよ

誰かとがっつりやっていきたいよ と思っている。

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