2014年9月21日日曜日

潮目とジョシ

 「潮目が変わったんだね」とトモダチは言った。
そうだなぁ とおもう。いろんなことが ほんとうに
変わってしまった。すごいことだ。
痛みも悲しみもあって でもそれ以上に 
解放感とか(縛っていたのはじぶん自身だけれども)
よろこびを感じる そんな日々。

 「うずちゃん(仮名)はジョシだよねぇ」と
また別のトモダチは言った。
ほんとうにね。むかしはイヤでしかたなく
絶対にそうなりたくない と思っていた ジョシ という生き物。
でも わたしはかなり ジョシだとおもう。
まぁもう40すぎてジョシってのもいかがか と
思う方が大半だとおもうのでそのあたりを慮る
(これが「おもんぱかる」と読むのもアリと知ってから
どうしたって おもんぱかる としか言いたくない)と
女という生き物 だとおもう ていう表現になるわけだけど。

 切るのが苦手だし みんなでわーってしてるのも
そんなにキライじゃないし お揃いの何か みたいなのも
けっこう好きだったり わたしの成分には
だいぶ ジョシな感じが含まれているのだよね。

 ということを ちゃんと認められるようになった。
それがわたしやん ていう。そういうことが大丈夫になって
そういうことが表に出るようになって
それだけならばまだいいが わたしがわたしを認めるようになって
そしたら やっぱり在り方って変わってしまうんだな とおもう。

 もともとわたしにそういうジョシなところがある
ということに ちょっと深く付き合った人は気付いていただろう。
けど、そういうのをうまく出せない感じとか
そうしてじぶんを認めたくない感じから出る
いろんなものに合わせたりすることでなんとか認めてもらおうとする
そんなところがなくなったうえでさらにその性質 というのに
耐えられなくなったひとも いただろうとおもう。

 あぁわたしはこれまで中学時代以降
爆発的に嫌悪されるようなことをほんとうに避けてきたんだ。
それは わたしがわたし以外の何かになろうとしていることで
成り立っていた 避け で それじゃあいろいろ歪むわよね。

 期待されるわたし を呼びこんだのは
何かに 誰かに 期待するわたし がいたからだよね。

 なんてことをいろいろしみじみ思いつつ
わたしはきょうも 仲間とたのしくフラを踊りました。
ステージがたのしい。みんなと踊れるのがほんとうにたのしい。

 ていう わたし。


 

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