2014年6月3日火曜日

いまはいまであってあの頃ではない

 振り返ったところでどーしようもないのだけれど
そうとわかりつつ、 本気で あとちょっと のところで
身を滅ぼしそうになっていたころ のことを振り返ったのだ。

 あんなことをしないといられなかっただなんて
なんてかわいそうだったんだろう。 そして なんてバカだったんだろう。
もう二度と あんなことはしなくていい とおもうけれど
でも あの頃のわたしも 申し開きのないほどわたしで
そのことが いまのわたしを脅かしそうになることも 正直ある。

 あのころのアレは 一体なんだったんだろう と 
いまのわたしは それしか思わないとしても。

 

 当時のわたしもそのことには薄々気がついていて
いつか いまじぶんがやっていることが 将来のじぶんを苦しめる
それがこの報いだろう なんて思っていたりもした。

 

 過去は過去で いまはいま であるとおもう。
過去がなかったことにはならないし
その過去のせいで じぶんを汚くおもうこともあるけど
でも わたしは いまのわたしがすきだし
めちゃくちゃな過去をとおって それでもこうして いま
になった ここにたどり着いたわたしを誇らしくおもう。


 いまのこころもちは 前の前に別れたひとと
一昨年あったときと 似たようなこころもちだ。
あのころのわたしは いま いちみりもいないし
いまはあのころではなく いま でしかない ということ。

 そうとわかっていても たまに波のように来る何か を
やりすごしたり たちむかったり ともかく
わたしは わたしとして生きるための作業を
これからもずっと 続けるのだな とおもう。


 


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