2012年12月15日土曜日

踊りの目標

 わたしがかよっているフラダンスの教室には
教室内検定 というものが存在していて
10級から1級まで それぞれに知識と実技の課題がある。
7級以上になると 百貨店なんかでたまにやっている
ハワイフェア みたいなののステージで ひとまえで踊ることが
許されるようになっていて 4級以上になると
上級者のレッスンクラスに加わることができる という
そういうしくみになっている。

 まえにも 踊ることがとてもたのしくなっている
ということについては書いているけれど
それはほんとうで うまくできなくて もー などとなっても
やっぱり身体を音楽に合わせてうごかすのは
とてもきもちのいいものなのだ。

 そして 教室のパーティの際に 舞台のようなところで踊るたのしみ
みたいなのも垣間見てしまったこともあり
わたしは俄然 ひとまえで踊りたい と思うようになっている。

 検定を受けよう とはじめて思ったときは
じっさいのところ もうすこしくらいはじぶんはきちんと踊れていて
もうすこしくらいカンタンに合格できる などと
おもっていたわたしだったのだけれど
受けてみたらそれはとんでもない話で
わたしはだいぶ 残念な踊りしかできていないのだ ということを
びしびし叩き付けられるという そういう現実が
待っていたのだった。

 少々へこみはしたけれど それでイヤになる ということはなく
また地道にがんばろう などと殊勝なことを思うことができる
という時点で わたしが感じている 踊ることのたのしさ は
ほんものなんだろうなぁ とおもう。

 とはいえ。

 わたしはいま めらめらと 悔しい みたいなこころもちをも
感じているのだった。 思ったように身体が動いていなかったり
じぶんの動きが実はあんまりうつくしくない ということについて。

 それと じぶんのなかにまたほんのすこし 優等生でいたい感じ も
あって その感じが悔しさをちょっと増しているところもある。
(そしてたぶんだけど わたしは先生にあんまり気に入られている生徒ではない
 ということも感じているのだけれど でももうそのことも いまや 
 踊るということが わたしのため である以上 なかばどうでもいいこと でもあるのだった。)

 けれども もう 優等生でいたい部分 が 全面に出ることは
なくなっていて なので わたしはおそらく 踊ること や
検定を受けようとすること を イヤになることは
そうそうないのではないか と思っている。 そのあたりはだいぶ
たのもしくなったなぁ などと感じる。

 来年の目標は ひとまえで踊れるようになること。

 さらにもう1年くらい先を見ての目標は
上級者のレッスンに加わることができるようになること。

 目標は具体的だけれど その奥に フラをしっかりやっていたら
じぶんのこころもちやたたずまいが より わたし となる方向に
はたらく助けになるだろう という思いがある。
だからこそ 続けたいのだと思う。



 じぶんが踊ってたのしく ひとが見て うつくしい 
と感じるような そういう踊りができるひとになりたい。
 

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