2012年12月6日木曜日

Shall we dance?

 風邪をひいているあいだも
どうしてもなにか 身体を動かしたいようなきもちはあって
でももちろん 走るわけにはいかないし さすがに
走りたい とまでは思わなかったのだけれど
踊りたい とは思って 実はだるい間であっても
まいにちほんのすこしずつ 踊っていたのだった。

 とはいえ そういうときの踊りは いつもよりも
ちょっとばかり投げやりというか 気を配らないもの に
なってしまっていたようにもおもうけれど
ともかく ハワイアンミュージックにのせて
フラを踊る というのが わたしにとっては
とても心地のいいもの としてインプットされているらしい。

 まさか そういうふうにすきになるとは思っていなかったけれど
中学とか高校とかでむりくりやらされた創作ダンスとか
運動会のお遊戯の思い出より よほどたのしく感じられていて
そのことが とてもうれしい。

 幼稚園のころ バレエ教室が幼稚園の一室を借りておこなわれていた
という関係で わたしの通った某カトレア幼稚園のジョシのあいだでは
バレエを習うことがトレンドだった。

 わたしも例に漏れず途中からその教室に通ったのだけれど
天性の身体の硬さとリズム感のなさ みたいなものが災いして
結局たのしくなくなってしまって 2年くらいは続けたはずだけれど
その後の壁が越えられず やめてしまった。
のだが、習い始めて まだ そんなに身体の硬さがどうこう問題にならず
ともかく音楽に合わせた振り付けがあって みたいなとき
わたしはとてもたのしく踊っていたような気がする。

 幼稚園のお遊戯会でも ひとり桁違いな笑みを浮かべて踊っている写真 が
残っているし どうやら わたしはそもそも 踊る ということが
すきだったらしい。 



 上達しようと思えば たのしいだけ ではすまされず
それなりの努力を重ねる必要があるし
持って生まれた素質 のようなものはいかんともしがたいので
じぶんが 踊りの名手 のようなものには
どうしたってなれないことは わかっている。

 わかっているのだけれど わたしはもうすこし
この 踊るたのしさ 踊るよろこび というものに
じぶんをゆだねていくのがいいのだろう という気がしてならないし
そのための 多少の努力 みたいなものも
いまだからこそ できるのかもしれない とおもう。

 ちびっこのころは 自尊心とか できないじぶんを認められないきもち
のようなものが全面にでてしまっていたけれど
いまは じぶんのできなさ加減 のようなものがよくわかっていて
だから あゆみの遅いじぶん をそこまで残念に思わずにすむ。

 そこまで上達しそうにもないのにやたら熱心に検定受けたりして
ちょっとめんどうくさい生徒 かもしれないけれど
そうやって じぶんなりに課題に挑戦していきながら
じぶんなりに 上達して 踊り をもっとたのしめるようになりたい。

 やっぱり 来年の目標は ひとまえで踊れるようになること だ。


 走ること 以外に 続けたいことが増えた。 
続けたいふたつのことが 両方とも 身体を動かすこと
だなんて いったい 誰が想像しえただろう。

 もっともっと開きたい。

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