2012年12月25日火曜日

外科でクリスマス

 よもやクリスマスなきょう 外科に行くはめになるとは
いちみりたりとも 予想していなかった。

 ついつい通販で買っちゃったいろいろ が午前中に
続々と届き これで掃除もちゃんとやろう(スチームクリーナーをね つい)
と頷いてみたり(つまりやってない) 新しい下着をひろげて
やっぱりかわいい と頷いてみたり(購入の正当化)
あといくつ届く予定のものがあるんだろう と遠い目になってみたりしながら
年賀状を書き上げ、 午後にはそれを投函しがてら 
風邪もよくなってきたし とお散歩に出て 近所のカフェで
おいしいランチを食べて 明日トモダチのおうちで忘年会をするのに
持って行くチーズを買ってみたり などしてごきげんで帰宅したのだ。

 で 明日持って行こう と大根餅をうきうき作り始め
大根をおろし 大根を千切りにし ているところで悲劇は起きた。

 左手の 親指の 甲側を びしっと 削いで しまい。

 嗚呼。けっこう深い。 これ、絆創膏でなんとかならんかな
とおもうけどどくどくあふれる血。 よみがえる数年前の悪夢。
(数年前のやはり今時期。まだケッコンしていた頃だったが
わたしはちょっと酔ってて なんとバカなことに ケーキの入ってた箱を
帽子のようにしてアタマにかぶり うかれて炒飯を作ろう として
包丁立ての横にあった塩を取ろうとして 立ててあった包丁で こう
同じく左手親指の甲側を ざくっと→救急で市民病院→何針か縫う)

 ということで 慌てて外科を探し そして行ってきたのだ。
とりあえずみせて と言われて看護師さんにみせたら
「あ これなら縫わなくてだいじょうぶでしょ。順番待っててねー」
とガーゼをあてがわれただけで処置室を出され
そこから待合室で1時間半。 じっとがまんの子で待っておりました。

 よーやく呼ばれて 診察。 「なに千切りとかしてたのかな。
考え事してた?」 いえ。そんなすごいかんじじゃないです。
「まぁたぶんこれくっつくと思うんだけどね 1週間くらい
留めときますね。お正月明けくらいで まぁどうなってるかなぁ」
とかだいたいなことを言われ 消毒液でがんがん攻められ
ぐおおおお と思っているうちにテープを貼られて終了。
「明日も一応消毒にきてね」 はい。また1時間半待つんでしょうか。
待ちます。待ちますとも。

 で その後また数十分待って会計。その後薬局に行って
またちょっと待って会計。 いやぁ 長かった。

 とはいえ。 まぁこのたびは縫わずに済んでほっといたしました。

 前回は厄年で もうリコンに向けてお互いもう 逃れられない道にあって
(なのにアタマにケーキの箱をかぶるおれ) でも なんだか
厄落としみたいになってくれた出来事だったとおもう。

 今回も ほんとうにもういろいろあって なんなら今日散歩の際に
いつもお世話になっている2カ所の神社に 両方いちねんありがとう 的な
挨拶をしてきたところで で これ。

 厄落としなのだろう とおもう。 もうなんか 何が起きても
起こるべくして起こってる としか思えないから。 まぁ もうちょっと
気をひきしめて過ごしなさいよ ていうかみさま的なものからの声
であるとも おもうのだけれど。

 でも こうしてひととおり 書いてしまった。
ちょっとは動揺したので ゆるしてください。

 にしても わたしの左手の親指は どうしてこんなに運が悪いんだろうか。
いつもあなたばかりを傷つけてごめんなさいね。 いちばん痛くない場所
のような気もしている。 厄落としのためにそれこそ身を削ってくれて
どうもありがとう。 もう傷つけなくてもいいように がんばるからね。

 ということで 40歳になった2012年の締めくくりは怪我。
でもまだ1週間ほどあるから 最後 もっとあからさまにシアワセなことで
締めくくりたい。締めくくります。決定。



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