2012年11月15日木曜日

はじめてのこと

 人生初 のことを成し遂げたのである。

 とか たいそうに言ってみたけれども
なんのことはない ひとりで飲みにゆく という
ただそれだけのことである。

 ただそれだけ のことなのだけれど
わたしにとっては とてつもなくハードルの高いことだったのだ。
なにしろ40年生きてはじめて なのだからそれは推して知るべし
であろう。

 きょう行ったお店は もう何度もいろんなひとと行ったことのある
そういうお店で なので ここならひとりでももしかしたらあわよくば
ということは なんとなく思っていたところであったのだ。

 それでもほんとうに行くことができたのは
きのうのめきめきとした新月感と
いちねんよくがんばったじぶんを振り返ったときの
こう なにかこみあげるようなものがあったから
だとおもう。

 はじめてのひとり飲みは 思ったよりも気楽で
今度は本を持っていったりして さらにゆっくり飲んでみよう
というような そういう心地よさがあった。
さすがにきょうは1時間くらいしか いることができなかったけれど。




 なーんて えらそうにいってみているけれど
実は このお店に初めて行ったのは
例の若者くんとふたりで一緒に だったので
ひとりできたことをついメールでじまんしたりしてしまったのだった。
矜持のない行動だ という意見もあるとおもうけれども
とりあえず酒のなせるわざだ ということにしておいてほしい。
違うけど。 これって 甘えてるっていうことなんだよね と
わかりながらやったことなんだよね。

 という 結局言い訳めいたことで終わるブログ記事。
わたしがかっこいいことを本気で書けるようになる日は
もうすこし 先のようである。

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